西野竜平の脳壊ブログ

無職同然の黒子"西野竜平"の創作物紹介から日常のあれこれまで

「綺麗」「上手い」「最高」とは正反対の所にも素敵な魅力があると思う

スポンサーリンク

西野竜平

 

 どうも、「私は人とは違うぜぇ~ワイルドだろ~」っていう学生生活を送っていたイタイタしい西野竜平(@ryuheidou)です。

 

 私は幼稚園入る前から洋楽知識・音楽知識の英才教育を父親から受けて育ちました。幼稚園生の頃の私が先生に「ビートルズよりバッドフィンガーの方が良いよ」「ボ・ドナルドソン&ザ・ヘイウッズの悲しみのヒーローの歌詞は実話だから泣けちゃう」とか言ってたのは不気味すぎませんかね。

 

 バス遠足の時に、皆ゴジラや仮面ライダー、カクレンジャーとかの本を持ってるのに、私は「ビルボード年間チャート」を読みながら脳内再生してました。

 

 でまぁ、何の話かというと、それこそ50年代から現在までのあらゆるジャンルを聴いてて思うんですけど、

 

  1. 「上手い演奏・完璧な演奏」
  2. 「綺麗な音・かっこいい音」
  3. 「上手い歌・完璧な歌唱力」

 

これらって、「普通以下」になってませんかね。

 

 そう思ったのも、最近ノリにノッている「The Black Keys」という2人組みロックバンドのこの記事を読んだから。

 

rockinon.com

ザ・ブラック・キーズのパトリック・カーニー、現代人は粗っぽいロックの聴き方を忘れていると語る (2012/03/14) 洋楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

 


The Black Keys - Lonely Boy [Official Music Video]

 

「完璧音楽ってなんか退屈だよ。そういうのって結局、エレヴェーターでかかってるような音楽と同じだよ。人々って生々しい音楽の聴き方を忘れてきてるんだと思うな。みんなその聴き方を持ってるんだけど、練習しないと身に着かないんだよ」

パトリックはさらにこう続けている。「ラジオをつけると流れてる音楽はシークエンスも完璧だし、作曲も抜かりないし、パフォーマンスも機械の抜かりのない演奏で完璧なんだよね。こういうのを聴きつけると、ザ・フーがどうしても聴きたくなってこれは野人で頭がおかしくなっているんだとよくわかってくるし、レッド・ツェッペリンを聴いてこれが人間による演奏なのかと確認したくなるわけで、そういうのをすべて同じ視点からみるのが難しくなってくるんだよ。俺たちは自分たちで作ってて大好きだなと思える音楽を書いて楽しもうとしてるだけなんだよね」。

パトリックは先頃、ロックの衰退について次のように語っていた。「ロックンロールは死に絶えつつあるし、それはニッケルバックが世界で一番人気のバンドでもいいとリスナーが妥協したからなんだよ」。

 

 

 全くその通りかなって思いますし、あとそんなに真剣に音楽聴いてる人って多分減ったんじゃないかなって印象と偏見もあったり。

 

 フランク・ザッパが「ビートルズよりも重要なバンド」と言ったり、カート・コバーンが「俺たちはこういうのを忘れてしまっている」とか言ったりしたあのアウトサイダー系ロックバンドの最高峰の「The Shaggs」アホ程下手だけど、何が凄いって、「演奏は碌には出来ないが音楽をやりたい!」っていう魂が本当に熱いです。

 まぁ真相は実家がお金持ちでっていうアレらしいですけどね。道楽。

 


The Shaggs "My Pal Foot Foot"

 

 90年代前後のUKで流行ったジャンル「ブリトポップ」の波に乗りに乗った「Pavement」も演奏はそんなに上手ではないけど、そこにかなりの魅力を感じます。「Cut your Hair」って下記の曲のギターソロ本当好き。ギター始めたてかよっていう可愛さがたまりません。

 


Pavement - Cut Your Hair (Official Video)

 

 PC1つで曲が作れちゃうし、結構プロクオリティをお手軽に再現できる。そんな素晴らしいテクノロジーの現代は、音楽のジャンクフード化が止められない止まらないかっぱえびせん状態なんでしょうね。

 

 音をずらす魅力・ちょっと下手な魅力・粗っぽい魅力などなど、マイナス要因となるであろう事柄には、魅力が沢山詰まっている事をもう一度自分にも言い聞かせたくて記事にしました。

 

 これは音楽だけでなく、絵や映画など全ての事に言える事です。

 

 「私には無理~」

 

 「私には出来ない~」

 

 って始めから諦める様な人にならない様、「表現する事」と「形にする事」が如何に大事かという事ももう一度確認しておきたいです。