西野竜平の脳壊ブログ

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洋楽コレクション紹介 : The Merseybeats - The Merseybeats Best

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The Merseybeats - The Merseybeats Best

The Merseybeats

バンド名 : The Mavericks (1961) → Pacifics (1961-1962) → The Merseys (1962-1969)
国 : リヴァプール, イングランド
ジャンル : Pop, Merseybeat
活動期間 : 1961 -
所属レーベル : Fontana records, 
関連バンド : The Kinsleys, Liverpool Express

 

バンド概要

 トニー・クレーンとビリー・キンズリーによって結成されていた"ザ・メイヴェリックス"から一時"パシフィックス"とバンド名が変わり、1962年に"ザ・マージービーツ (The Merseybeats)"とバンド名が改められました。

 この頃、ザ・ビートルズ (The Beatles)やジェリー&ザ・ペースメーカーズ(Gerry and the Pacemakers)のヒットにより、リヴァプールの音楽"マージービート・ブーム(ビートミュージック・ブーム)"が注目を集めており、音楽出版社が挙って地元バンドのスカウト合戦が巻き起こり、今回紹介しているバンド、ザ・マージービーツがオムニバスアルバムの"This is Merseybeat"でルビー&ザ・ロマンティックス(Ruby & the Romantics)の「燃えゆる初恋(Our Day Will Come)」をカバー。 

 

 その後、マージービート・ブームの震源地、キャラヴァンクラブのDJ”ボブ・ウーラー(Bob Wooler)”の紹介により、フォンタナレコーズと契約。

 

1963 : "It's Love That Really Counts" / "The Fortune Teller" (UK #24)

 この曲は、ザ・シュレルズ (The Shirelles)のカバー。

 

1963 : "I Think of You" / "Mr. Moonlight" (UK #5)

 この"I Think of You"は100万枚を売り上げ、1964年にゴールドディスクを獲得。

 

 ボレロジャケットを身に着けたイケメンバンドとしても女性ファンを獲得し、ビートルズと並ぶアイドルバンドにもなったものの、64年発表の"Merseybeats On Stage"の後に主要メンバーだったビリー・キンズリーが自身のバンド"ザ・キンズリー(The Kinsleys)"を結成し、脱退。

 ベーシストにトニーシェリダンのバックバンドを務めていたボブ・ガーナーを迎えるも数週間後に脱退。ザ・ビッグ・スリー(The Big Three)のジョン・ガスタフソンが加入。

 

1964 : "Don't Turn Around" / "Really Mystified" (UK #13)

 

1964 : "Wishin' and Hopin' " / "Milkman" (UK #13)

 この曲は、バート・バカラック&ハル・デヴィッド(Burt Bacharach&Hal David)のカバー。

 

1964 : "Last Night" / "See Me Back" (UK #40)

 

 そして、1964年に唯一のアルバム"The Merseybeats"がリリースされ、UK#12となりました。

 

 その後、ビリー・キンズリーが復帰。ジョン・ガスタフソンが脱退。

(ジョン・ガスタフソンは、ピート・ロビンソンとミック・アンダーウッドとQuatermass(クォーターマス)を結成したり、Hard Stuff(ハードスタッフ)を結成したり、ロキシーミュージックに入ったり大忙し。)

 

1965 : "Don't Let it Happen to Us" / "It Would Take a Long Long Time"

 この曲は、1stシングルと同様に、ザ・シュレルズ (The Shirelles)のカバー。

 

 その後、マネージャーが"ザ・フー (The Who)"のチーム、キット・ランバート&クリス・スタンプのマネジメントに切り替わりました。ドキュメンタリー映画「ランバート&スタンプ」で知ってる人も多いあのマネージャーたちです。

 

1965 : "I Love You, Yes I Do" / "Good Good Lovin'" (UK #22)

 ブル・ムース・ジャクソン(Bull Moose Jackson)のカバー。

 

1965 : "I Stand Accused" / "All My Life" (UK #38)

  ジェリー・バトラー (Jerry Butler)のカバー。

 

 この曲を最後にザ・マージービーツは解散。

 トニー・クレーンとビリー・キンズリーは、"ザ・マージーズ (The Merseys)"を結成。

 

1966 : "Sorrow" / "Some Other Day" (UK #4)

 ザ・マッコイズ (The McCoys)のカバー。そして、ザ・マージービーツのバージョンを1973年のデヴィッド・ボウイ(David Bowie)のアルバム"ピンナップ (Pin Ups)"でカバーしています。

 

 ザ・マージーとして1973年まで活動。

 初期のドラマー"ジョン・バンクス(John Banks)"は1988年に亡くなりましたが、ザ・マージービーツとして、現在も精力的にライヴやツアーを行っています。

バンドメンバー

Tony Crane – lead guitars, lead vocals (1961–present)
Billy Kinsley – rhythm guitars (previously bass), lead vocals (1961–1964, 1964–1974, 1993–2011, 2011–present)
Bob Packham – bass, backing vocals (1974–present)
Lou Rosenthal – drums (2000–present)

にしのメモ

 今回、ザ・マージービーツを取り上げたのは、"マージービート"っていうリバプールサウンドの曲ってやっぱり凄く良いなぁ。と思うのです。

 このジャンルは、60年代初頭にリヴァプールを中心に巻き起こった音楽ジャンルの一大ムーブメント。

 "ザ・ビートルズ (The Beatles)"を筆頭に、ジェリー&ザ・ペースメイカーズ (Gerry and the Pacemakers) / ザ・ダコタズ (The Dakotas) / ビリー・J・クレイマー (Billy J. Kramer) / ザ・スウィンギング・ブルー・ジーンズ (The Swinging Blue Jeans) / ザ・サーチャーズ (The Searchers)などのスーパーグループの登場によってイギリス全土を飲み込み、その後アメリカを侵略。(イギリスの侵略"ブリティシュ・インヴェイジョン"と呼ばれます。)といった音楽の面白い歴史が詰まってます。

 このリヴァプール発の世界を巻き込んだ一大ムーブメント"マージービート"というジャンルの呼称を丸々バンド名にしたのがこの"ザ・マージービーツ (The Merserbeats)"です。因みに、マージービートの"マージー"とは、リヴァプールにあるマージー河が由来です。

 ザ・ビートルズが当時アイドル的なバンドで、このザ・マージービーツもアイドル的なバンドでした。

 バンド自体はブームの終焉と共に終わりを迎えてしまい、活動期間がとても短いのですが、先述した通りDavid Bowieに自分たちがカバーした曲をカバーしてもらう程の魅力を持っていた事は周知の通り。

 音楽のジャンルは巡り、2015年~現代のロックシーンでは70年代の香りがプンプンするバンドが多い印象です。

 リバプールサウンドの原点の中にいたバンドとして、今の時代に思い出してみるのも面白いかと思い紹介させて頂きました。

 

 そんな私のザ・マージービーツのオススメ曲は"Don't Turn Around"(UK #13)です。やっぱりポップスは最高です。癒されます。

 

CD概要

アーティスト : The Merseybeats
アルバムタイトル : The Merseybeats
レーベル : Fontana
カタログ : PHCR-1063 

曲目リスト

01.Milkman

02.Hello, Young Lovers

03.He Will Break Your Heart

04.Funny Face

05.Really Mystified

06.The Girl That I Marry

07.Fools Like Me

08.My Heart And I

09.Bring It On Home To Me

10.Lavender Blue

11.Jumping Jonah

12.Don't Turn Around

13.It's Love That Really Counts

14.The Fortune Teller

15.I Think Of You

16.Mister Moonlight

17.Wishin' And Hopin'

18.Last Night (I Made A Little Girl Cry)