にしのりゅうへい脳壊ブログ

一応イラストレーター/音楽講師/パソコン講師をしているお笑い芸人見習い兼映画監督志望の黒子の雑多ブログ

模写とアタリ、結局どっちが絵の練習に向いているんだろう?

 好みの絵柄のコミックスを買って、そこにアタリを描いてバランス解析するにしのです。

 私は正直そこまで技術は無いのですが、時々ツイッターでの相互の方々から「絵の描き方を教えてくださるかしら?」「この絵柄ってどういう風に描いたらいいんですの?」とか色々相談を受けては返しています。

 その中で、「絵の練習は模写とアタリどっちがいいんですの?」という質問がありましたので、そこで回答した内容をブログにも描きたいと思います。

 もしこのブログの内容でイラッってされたら、チルノみたいにそっと心に皮肉として仕舞ってください。

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模写の一長一短

 模写とは、既存の物や絵を模して描くという事です。

 好きな絵柄に近づくショートカットでもあると思っています。そして、知らず知らずのうちに"好きな絵柄の描き癖"が身につく場合があります。

 ただ、

  • 「この絵はどういう構造になっているんだろう?」
  • 「顔の比率は何対何で構成されているんだろう?」
  • 「体のパーツパーツの長さや関節部のとらえ方はどうなっているんだろう?」

 等といった"本質的な理解"が得にくい点があります。

 模写は見た目が光るので、幸せ感や達成感を得やすく、人気者にもなりやすいです。そして、模写から勿論技術を上げていく人も多いです。

 そういった人たちの話を聞くと、「何がどうなってこうなっている」という理解をしている方が多かったです。

 最終的には、その好きな絵柄を自分のものに昇華して、より魅力を磨く事が出来るでしょう。あと、描いてて楽しいです。

アタリの一長一短

 アタリとは、人物の設計図の事で、顔面パーツや人体パーツの配列や構成などから設計して絵にしていきます。

 今や3Dモデルなどもありますから、アタリを練習する必要性自体が薄くなっている気もしなくもないですが、作業効率的にはアタリが描けた方が全然早いと思います。

 漫画的な誇張やイラスト的な誇張などの"空間把握能力"が上がると思います。

 ただ、

  • 「このアタリは、こういうレシピ」
  • 「この比率は、何対何」
  • 「パース的にはここはこうなる」

 というのを頭の中で持っていないと、同じ絵が描きにくいと思います。

 ネットの海に生息する"デッサン狂ってるオバケ"が上からやってくるでしょう。

 アタリを身に付けると、一つの絵を描く作業がビックリする程早くなります。身内の同業者で、3時間で描き上げる人もいれば、1時間でちょちょいちょーいと描き上げる人もいます。(内容によりますが)

 あと、最終的に何もない状態で描けたりもします。あ、いや、これは模写も同じですね。

 アタリが「どうしても無理ぃ~っ」て方は、3Dモデルや自分で撮ったポーズなどを、一旦"第一のアタリ"としてトレースできる状態に置いて、そこから誇張や省略などのアレンジをするやり方を推奨します。(著作権侵害のトレースはやめましょう)

 なので、アタリはス~ラス~ラ描ける様にはなりますが、道のりがちょっと長くなるかもしれません。

最後に

 私は一応、模写もアタリも経験してはいます。

小学生までは模写で絵を嗜んでおりました。ほいで、落書きじゃなくてちゃんとした漫画を描きたくなった頃からアタリを学びました。

 模写のお陰でアナログでの筆運びは、学校でそこそこ良いと言われる程度にはなれました。そして、アタリを学んでいたお陰で何とか漫画として形にする事も出来ます。

 どっちを練習するにも長所はあると思います。

絵が描きたいのか、漫画が描きたいのか、はたまた漫画っぽい絵が描きたいのか、絵っぽい漫画が描きたいのか。色々なニーズがある中、

「私がこう思うだからみんなやれーっ!」

 なんていうブラック企業のブラック社員みたいな発言は出来ませんし、保証できません。

 なぜかというと、私はあなたではないからです。

 あなたを知っているのはあなただけです。あなたが「自分は模写?アタリ?どっちに向いているんだろう?」を知る為にも、とりあえず両方やってみる事をオススメします。

 また、絵を理解するという事はとても大切なので、両方大事。どれが一番大事MANなんてないです。

 余談(海外カートゥーンについて)

 あと余談ですが、海外カートゥーンの絵って全部計算された比率で構成されており、シンプルに仕上がっております。

 ピカソのゲルニカを見て「あっ描けそう」に陥りやすいですが、理解すれば全然大丈夫b 余談ですが、海外カートゥーンの絵って全部計算された比率で構成され、無駄を選択して省いたシンプルに仕上がっております。なので"ピカソのゲルニカを見て「俺でも描けそう」現象"に陥りやすいです。ただ、理解すれば全然大丈夫b どうなっているか理解してみましょう。

youtu.be

 まぁ最終的に何が言いたいかって、絵は現実じゃないんです。だから楽しくいきましょう。